21:名無しNIPPER[saga]
2017/02/26(日) 17:33:25.54 ID:8dkBRowN0
廊下を見渡すと、早朝だと言うのに何人かのサーヴァントが見受けられました。
皆、宝を探しているのでしょう。
私も負ける訳にはいきません。
ジャックやナーサリーと合流して、宝探しを続けましょう。
その前に……。
「ロビン・フットさん!廊下を走ってはいけません!」
私は、廊下を走っていたロビンさんに声をかけました。
大人なのに、常識を守れないようではいけません。
論破です。
「すまねえ!ちょっと非常事態なんだ!」
「非常事態って、何ですか?」
「いや、まさかあいつら、あんな事をやるとは思ってなくてな」
「……意味が判りません」
「ああ、もう、説明する時間が惜しい、多分もうじき状況が放送されると思うから、それ聞いといてくれ!」
「あ、だから廊下は走ってはいけないと……!」
私の言葉を半ば無視して、ロビンさんは走って行ってしまいました。
何ですかあれは。
私が子供だから、ちゃんと話してくれなかったのでしょうか。
この手の状況は、良く発生します。
トナカイさんなら、ちゃんと私の話を聞いてくれるのに。
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