ぐだ子「ナイチンゲール殺人事件」
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20:名無しNIPPER[saga]
2017/02/26(日) 17:24:04.02 ID:8dkBRowN0
〜ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ視点〜



「ううう、結局、昨日は発見できませんでした」

「本来の私は、何処にマスターキーを隠したのでしょうか」


そう、私は本気でこのゲームに勝つつもりです。

確かに本来の私、聖女ジャンヌ・ダルクとは約束しました。


危険な相手にマスターキーが渡らないよう協力する、と。

仮に私が優勝したとしても、マスターキーは返上する、と。


けど、1回くらい使用するチャンスはあるはずです。

その機会を使って、私はカルデアから出るつもりです。

トナカイさんを、追いかけるつもりです。


だって、もう3週間近くも会ってないのです。

不安で不安で、仕方ないんです。


もしかしたら、トナカイさんは私を忘れているかも。

もしかしたら、トナカイさんは魔術協会の影響を受けて変わってしまっているかも。

もしかしたら、もしかしたら、もしかしたら。


そんな考えが、止みません。

私は、本来は存在するはずのないサーヴァントです。

トナカイさんが居なければ、存在する意味のなくなるサーヴァントです。

だから、だからきっと。

他のサーヴァント達よりは、トナカイさんへの依存度が高いのでしょう。

どうしても、どうしてもこの気持ちを抑える事が、出来ません。

出来ないんです。


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