384: ◆MOhabd2xa8mX[saga]
2020/04/02(木) 02:27:19.05 ID:uzY/yNrro
同時刻、部室。
作詞「昔、私はねロリちゃんを追い出そうとしていたんだ」
会長「どうしたんですか、急に」
作詞「そろそろ話しておこうと思ってさ」
不良「以外とえげつねーなお前」
会長「貴女ならやりかねませんね、当時の副会長の気持ちを思うだけで心が苦しい」
作詞「あはは、面白い事を言うね。そう見えるかな?」
会長「少なくとも生徒会長時代のあなたを知っていたらそう思いますよ」
不良「え?こいつ生徒会長だったの?」
幽霊部員「生徒会長として話す時とこの部室にいる時は全然キャラがちがったんすよ〜?あっ、部室では今みたいな感じっす」
幽霊部員「前はどうしてか部長と喧嘩ばっかだったっすね、気に食わなかったんすか?」
作詞「ふふっ、私は彼の優しさが大嫌いだったのさ」
作詞「でも、その優しさが結局は正しかったな――」
作詞「この部の部長だって本当は私が務めると“思い込んでいた”のさ」
不良「ふーん?」
作詞「そう、あの時は――」
会長(いつもは作詞先輩の長い話を聞く人間なんて一人も居なかった。けど、今から明かされる過去だけは別だった)
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