俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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2017/02/28(火) 01:01:21.73 ID:yQveVbmA0
そんな事をつらつらと考えている内にいつの間にか部室の前まで辿り着く。
由比ヶ浜はいないので、今日は当然、雪ノ下と俺のふたりだけ、という事になる。
どういう顔をして会えばいいのか、どんな話をしたらいいのか、ここ暫くふたりだけになることなど滅多になかっただけに対応に困ってしまう。
暫し迷った挙句、深呼吸をひとつ、ままよとばかりに覚悟を決めて扉に手をかける ――― と、
普段は開いているはずの部室の鍵が、今日に限ってはなぜか閉まったままだった。
と、いうことはつまり、雪ノ下はまだ部室に来ていない、ということになる。
今日の昼の出来事の件もある。何やら胸がざわつくのを感じながらも、そのまま暫く廊下で待っていたが、5分経っても10分経ってもやはり雪ノ下は姿を見せる気配がない。
由比ヶ浜は雪ノ下から暫く部活には出れないかも知れないと聞いている、とは言っていたが、まさかあの厳格な雪ノ下が無断欠席するようなことはあるまい。
遅れてくるからには何かしらの事情があるのだろう。
仕方なく俺は彼女の代わりに職員室まで部室の鍵を取りに戻ることにした。
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