俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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2020/05/02(土) 21:40:05.15 ID:aExjX7YW0
雪ノ下母「あら、隼人くん、いらっしゃい。気にしなくていいのよ。丁度お客様もお帰りになるところだったから」
ははのんが葉山に優しく声をかける。猫可愛がりというのは本当らしく、声まで猫撫で声だ。
この機に乗じて体(てい)よく俺を追い払おうという魂胆なのだろうが、そうはいかない。俺も黙ってこのまま立ち去る気などまるでなかった。
それどころか、新たに手にした切り札を前に、内心密かにほくそ笑む。
当たり前のように俺の隣に腰を下ろす葉山と素早く小声で言葉を交わす。
葉山( ……… それで、俺はいったい何をすればいいんだい?)
八幡(いや、お前がここに来てくれただけで十分だ。後は黙って俺に任せてくれればいい。悪いようにはしない)
雪ノ下母「隼人くんもお知り合いなの? もしかして、お友達だったのかしら?」
そんな俺たちの様子を目敏く見つけたははのんが、すかさず葉山に尋ねる。
葉山「いえ、比企谷とは同じクラスですけど、別に友達というわけではありません」
馴れ合いではないのかという誤解を与えぬよう、あくまでも素っ気ない返事をする葉山に、
陽乃「そういえばこないだ私も“これ以上はないくらい赤の他人だ”って言われたっけ」
聞かれもしないのに、なぜかあねのんまで、それもわざわざ皆に聞こえるように吹聴する。あ、これ絶対に根に持ってるやつだ!
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