俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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[sage]
2020/05/02(土) 21:13:38.02 ID:aExjX7YW0
雪ノ下母「陽乃からは、どうしても会わせたい男性(ひと)がいるからと聴かされていたのだけれど ――――― 」
八幡「 ……… はい?」
もちろん、初耳である。つか、何てこと言ってんだよ。いくらなんでも、もっと他の言い方があんだろ。
当惑と共にあねのんに向けた視線は、当然のごとく澄まし顔で黙殺されてしまう。
雪ノ下母「いずれにせよ、貴方(あなた)のおっしゃりたいことはよくわかりました」
ここに至るまでに、俺が雪ノ下と同じ学年で彼女が部長を務める部活動に所属している事、今回の留学が彼女の本意ではなく、また、本人の気持ちを無視して親同士の決めた約束が、彼女にとってどれだけ精神的な負担を強いているかについて恐れながらと訴えている。
ははのんの方も時々小さく頷いて見せながら、一切口を挿むこともせず最後まで俺の話に聞き入ってくれてはいたが、実際のところ、どれ程の効果があったかはわからない。
だが、その口ぶりからして、どうやら俺の意図するところは十分伝わっている様子だった。
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