俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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2017/02/15(水) 00:39:47.54 ID:arWTHg3M0
小町「どうでもいいけど、小町も入学するかもわかんないんだから、ふたりとギクシャクするようなことだけはやめてよね」
んー、とか、あーとか生返事でのらりくらりと交わしつつ、再び箸をすすめる。
八幡「まぁ、そうなったら、お兄ちゃん的には小町に変な虫がつかないように常に目を光らせる必要があるな」
俺がわざとその話題から逸れるように誘導すると、
小町「 …… それってもう無駄じゃない?」
小町がいかにもさりげなく、それでいて聞き捨てならないセリフを口にする。
八幡「なにっ? いつの間にっ?! 相手は誰だ相手はっ!? もしかして大志かっ? お父さんは絶対に認めんぞっ!」
小町「 ……… お父さんじゃなくってお兄ちゃんでしょ。でも、ちょっと似てるかも」
腰を半分浮かせかけた俺に苦笑いを浮かべながらとんでもないことを言い出した。
八幡「 ……… 頼むから冗談でもやめてくれ」
そうでなくとも最近は、朝、鏡見るとたまに自分の顔がオヤジに似てきたことを自覚することがままある。
このまま順当に成長したら、今は腐っている俺の目も、将来的にはオヤジのような死んだ社畜のような目になるのかと思うと、それだけでもうゲンナリとしてしまう。
小町「 …… そうじゃなくって、もう既に変なお兄ちゃんが四六時中つきまとってるし、目だっていつもこれ以上はないくらい腐ってるってことだよ」
そして、やれやれ合格しても先が思いやられるよ、とわざとらしく溜息を吐く。
八幡「何を言う? 合格すれば毎日嬉し恥ずかし兄妹二人乗りで自転車通学だってできるんだぞ?」
小町「 …… それって、多分、嬉しいのはお兄ちゃんだけで小町は恥ずかしいだけだと思う」
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