俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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794:1[sage]
2020/04/20(月) 19:32:45.65 ID:cXkTTvye0

一色「そ、そんなことより」

ぐいぐいと強引にジャージの袖が腕ごと下に引っ張られ、俺の頭ががくがくと揺れる。

八幡「って、お前、ひとの話全然聞いてねぇだろ」

一色「ダイジョブです! いつものことですからっ!」

八幡「 ……… いつもなのかよ。つかそれ全然大丈夫じゃねぇやつだろ」

一色「それより先輩って、もしかしてサッカーとかやってたんですかっ?!」

八幡「はぁ? んなわけねーだろ」

個人競技ならそこそこいけるつもりだが、団体競技はからっきしである。
運動神経は決して悪くはないとは自負している。しかしいかんせん、チームプレイと名の付くものが超苦手なのだ。そもそも仲間に混ぜてすらもらえない。

俺がいる、というもうそれだけでなぜかチームの輪は乱れるわ、凡ミスも増えるわで、場の雰囲気がどんどん悪くなり、モチベーションもだだ下がりとなる。

我ながらこれほど敵に回して頼もしく、味方に回して恐ろしい相手もそうはいないだろう。




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