俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』 その他 Part2
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713:1[sage]
2020/03/31(火) 10:41:54.90 ID:Ls+QV4MJ0

雪乃「 ―――――― どうか、したの?」


気が付くと、俺の顔色の変化を察したらしい雪ノ下が心配そうに顔を覗き込んでいた。
以下略 AAS



714:1[sage]
2020/03/31(火) 10:43:58.64 ID:Ls+QV4MJ0

雪乃「そういえば、昨日は三浦さんと一緒だったみたいだけれど?」

少し気づまりになった空気を換えようとするかのように、雪ノ下の方から違う話題を振ってきた。

以下略 AAS



715:1[sage]
2020/03/31(火) 10:45:54.85 ID:Ls+QV4MJ0

雪乃「 ―――― 海老名、さん?」

だが、その名前を耳にした途端、雪ノ下が反応を示す。

以下略 AAS



716:1[sage]
2020/03/31(火) 10:48:20.61 ID:Ls+QV4MJ0

八幡「あの時は、その、悪かったな」

当時のことを思い出すと、今でも忸怩たる思いとともに、胸の奥が締め付けられるようにきりきりと痛む。
俺の軽率な行動のせいで、そうとは知らず危うくかけがえのない大切なものを喪いかけたのだ。
以下略 AAS



717:1[sage]
2020/03/31(火) 10:52:43.11 ID:Ls+QV4MJ0

雪乃「でも、別にあの時の事であなたを責めているわけではないの」

ふるふると小さく首を振ると、その艶やかな黒髪がさらさらと揺れ、まるで雪の結晶のような光が弾けて空気に溶ける。

以下略 AAS



718:1[sage]
2020/03/31(火) 10:55:39.90 ID:Ls+QV4MJ0

八幡「 ……… なぁ、ひとつだけ聞いていいか?」

緊張のあまり掠れた声で問う俺に、雪ノ下がこくんと小さく頷いて返す。

以下略 AAS



719:1[sage]
2020/03/31(火) 10:56:56.39 ID:Ls+QV4MJ0


気が付くとゴンドラは観覧車の頂上へと差し掛かっていた。


以下略 AAS



720:1[sage]
2020/03/31(火) 11:00:12.63 ID:Ls+QV4MJ0

彼女に向けられた視線を逸らすこともできず、熱にうかされたように頭の中心が痺れたまま、ゆっくりと、まるで吸い寄せられるように互いの顔が近づく。

そして、ふたりの唇が重なるかと思われた、まさにその瞬間、

以下略 AAS



721:1[sage]
2020/03/31(火) 11:05:45.66 ID:Ls+QV4MJ0


* * * * * * *




722:1[sage]
2020/03/31(火) 11:08:02.01 ID:Ls+QV4MJ0

雪乃「 ―――― そう、姉さんがあなたの家に。あの人の考えそうなことだわ」


雪ノ下が深々と溜息を吐きながら首を振る。
以下略 AAS



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