【ペルソナ5】9股かけたけどやっぱりたった一人を決めていく・後編【安価SS】
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326: ◆86inwKqtElvs[saga]
2017/02/16(木) 21:25:50.98 ID:aEqgDLZ60

モルガナ「今の春なら、邪魔なら自分の感情も無視する。それができると思う」

モルガナ「真、お前の決断はお前の自由でいいと思う」

モルガナ「ただ、春は今、どう考えても歪んでる」

モルガナ「本人が覚悟していたとしても知ったこっちゃない」

モルガナ「ワガハイは春が歪んでいくのを見たくはない」

真「…………」

竜司「真は頭良すぎるから考えすぎちまうんだよ」

竜司「真は今の春をほっとけるのか?」

真「それは……」

杏「バカ竜司と同じなのはシャクだけど」

竜司「おい」

杏「今の春を放っておいたら、春がどうこうじゃなくて」

杏「私たちの方がおかしくなると思う」

祐介「こうやって集まっていること自体が異常事態だしな」

モルガナ「…………」

モルガナ「『破滅を覚悟している人間の破滅を止めることなんてできるのか』、か」

モルガナ「春は怪盗団を壊すことに意味があると思っているようだったが」

祐介「意味なんてあるのか?」

モルガナ「ワガハイが知るか!」

竜司「ってかさ、もう春呼んで話聞いた方が早くね、これ?」

祐介「俺もそう思う」

祐介「痴情のもつれだと静観するつもりではあったが」

祐介「そうもいかないぐらい事が大きくなってきた」

杏「……難しいと思う」

竜司「なんで?」

杏「春の考えがわからないから」

竜司「だから呼び出して話聞くんじゃねえか」

真「……竜司や祐介はこうなってから春と直接話してないでしょう?」

真「今の春、本当に怖い」

真「メンバー全員で集まって、建設的な話し合いができるかというと」

真「そうは思えない」

杏「……正直、今春を目の前にして冷静でいられるかって言ったら、私……自信ない」

竜司「んじゃあずっと黙ってろってのかよ?」

祐介「臆病になる気持ちはわからなくもないが、いずれ話し合いは必要だろう」

真「そうだけど……」

モルガナ「…………」





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