【ペルソナ5】9股かけたけどやっぱりたった一人を決めていく・後編【安価SS】
1- 20
219: ◆86inwKqtElvs[saga]
2017/02/12(日) 00:15:54.58 ID:XZChaJdx0

川上「こんなところかな」

川上「現状の確認するだけに終わっちゃったけど……」

川上「はああー、」

川上「多分、奥村さんは私のこと良く思ってないと思うんだよね」

川上「もうヤダ怖い。二人っきりとかで笑顔で牽制しあいとかもう二度とやりたくない……」

川上「こう言ったら君は怒るかもしれないけど、さすが辣腕経営者だったオクムラフーズ社長の娘だなって思うよ」

川上「私も一応、これからのこと考えておくけど」

川上「ぶっちゃけ、ここまでやらかしてる奥村さんに太刀打ちできる気がしない……はあ」

川上「…………」

川上「……あのね」

川上「君が1人を選んだら、残った8人はどうなるのかな」

川上「私は……教師という立場もある。だから元々諦めるべきものだと言い訳はできるけど」

川上「やっていることはともかく、奥村さんの動機については、多分みんなが直視しないといけない問題」

川上「選ばれなかった側が、嫉妬とか負の思いに囚われて」

川上「納得できないのは、当然だと思う」

川上「奥村さんを仲間に連れ戻すというなら、それについて答えを出さないと無理」

川上「君が誰か一人を選んで、選ばれなかった側もそれに納得して新しい道を歩んでく」

川上「そんな都合のいい、夢のような話は……私も信じるのは難しいな」

川上「私も、物分かりのいい大人を演じてるけど」

川上「本当は……選ばれないなんて嫌だし」

川上「…………」

川上「それでも私は教師だから」

川上「うん。大丈夫。君たちのこと、生徒として、きちんと考えるから」

川上「私のことより、自分が刺されないかを気にしなさい。ね?」

川上「あー、にしても面倒でヤバい生徒に引っかかった……奥村さんと話すの怖いな……」

川上「まあそれでも、明後日の月曜日に話してみる」

川上「あんまり期待しないでね? もうさ、一番嫌なんだよあの子のキレ方……はあ」

(やる気があるのかないのかわからない表現は、川上なりの誤魔化し方なのだろう……)

モルガナ(いや多分本音だと思うぞ)

 …………、





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
829Res/432.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice