【ペルソナ5】9股かけたけどやっぱりたった一人を決めていく・後編【安価SS】
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215: ◆86inwKqtElvs[saga]
2017/02/12(日) 00:11:28.38 ID:XZChaJdx0

(どうしても相談したいとチャットで連絡を入れた……)

川上『んー、なんかいつもと様子が違ってたりする?』

川上『君がそんなこと言うなんてよっぽどなんだろうし』

川上『どこに行けばいい?』

(カラオケなら突然誰かが乱入する可能性はまずないだろう)

川上『そんなに聞かれたくない話なの?』

川上『なんかサボりたくなってきた。いや行くけどね?』

川上『できるだけ早く行くから待ってて』


モルガナ「川上は教師だから、一番お前らの年代に触れてきたはずだ」

モルガナ「何かいい考えが浮かぶといいんだがな……」

モルガナ「まあそうでなくても、現状を知らせとかないと、春が何するかわからない」

モルガナ「説明はしておくべきだろうな」



《カラオケ》


(今まであったことをできるだけ詳しく説明した)

川上「…………」

川上「…………」

川上「……えっと、」

川上「うわマジかー……奥村さんそこまでやらかしたか……」

川上「ごめん私無理奥村さん怖いし苦手……」

モルガナ(春と一回やり合ってるからか、川上はかなり苦手意識持っちまってるな)

川上「ぶっちゃけ無理じゃないかって思うわ、あの子決めたらとことんやる子だろうし」

川上「正直私じゃ無理、私明確に弱み握られてるし」

川上「って言ったところで、君が諦めるわけないよね」

川上「とりあえず、落ち着きましょうか。いや私は凄いパニクりたいんだけど」

川上「『困難は分割せよ』ってデカルトの言葉にもあるし」

川上「まず整理することから始めましょう」

(授業の解説のように口調が真面目になった)

川上「まずは奥村さんの言う怪盗団を壊すという言葉」

川上「双葉さんへの言葉からすると、他のメンバーが奥村さんを仲間じゃないと見限った時がそうなんだと思う」

川上「そしてそれは成功していっていると思った方がいい」

川上「君さ、今の奥村さんの言葉全部信用できる?」

 …………、

(答えられなかった……)

川上「何かしら裏があるように、疑惑の目で見てしまうでしょ」

川上「それ友達や仲間に対しての態度じゃないよね、もう」

川上「それでもまだ希望は持ってるんだろうけど、奥村さんはきっとエスカレートしていくと思う」

川上「もっと酷いことやっていくと思う。想像すると怖いからしたくないのでそれは君で考えてああ逃げたい……」


 …………、

(春がエスカレートしていくのは確かに想像が簡単にできてしまう……)




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