52: ◆637SXWkvW2[saga]
2017/02/05(日) 02:34:31.19 ID:yXowHRrC0
桐生「さて、これでひと段落したな」
桐生「素直に俺の言う通りにしてくれれば、これ以上痛い目に合わせやしない」
フェルト「ぐ…痛てて…何なんだよアンタ。いきなり保護するってどういう意味だよ」
桐生「説明してる暇は無い」
フェルト「っざけんな!ちゃんと説明しろ!」
桐生「……俺の用件は二つだ。一つはお前らの保護。もう一つはお前が盗んだ徽章を返してもらうことだ」
フェルト「はぁ!?」
桐生「間も無くここに徽章の持ち主がくる。ちゃんと返してやるんだ」
フェルト「な…なんで私が徽章盗んだ事知ってんだよ!」
桐生「いいから持ち主に返せ!!!」
フェルト「」ビクッ
桐生「もう時間が無いんだ早く逃げるぞ。うまく行けば持ち主とも合流できるハズだ」
フェルト「アンタは一体、誰から私たちを守ろうとしてんだよ?」
桐生「お前の依頼者…エルザからだ」
フェルト「な…」
桐生「あいつは『腸狩り』とか言う異名を持っている」
桐生「あいつは人のいう事なんて聞かない残酷な奴だ」
フェルト「そりゃアンタ自身のことじゃなくて?」
桐生「冗談で言ってるんじゃない。お前も徽章を渡した瞬間、報酬なんて渡さずに殺されるぞ」
桐生「早くエルザから逃げるぞ。もう本当に時間が無い」
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