210: ◆637SXWkvW2[saga]
2017/03/05(日) 10:18:58.46 ID:6mtsbr/10
食事を終えるとさっそく、館の案内をされる
そして仕事がはじまる
ラム「ではこれから、掃除と洗濯をしてもらうわ」
レム「しっかりと頼みます、カズマさん」
桐生「……その前に。お前達に言っておきたい事がある」
ラム「なにバルス?」
レム「何ですかカズマさん」
桐生「さっき食事を終えたあと、ロズワールにも密かに話しておいた事なんだがな」
桐生「お前たち、俺にどういう感情を抱いている?」
ラム「何がいいたいの?」
桐生「正直な話、俺を疑っているはずだ」
ラム「……」
レム「……」
桐生「どうなんだ?」
ラム「そんなこと聞いてどうするの」
桐生「お前たちは、王選が近いこの状況で現れた俺に違和感を覚えてるはずだ」
桐生「……そうじゃなくても、俺の体には魔女の残り香もするしな」
ラム「っ!」
レム「……カズマさん。この状況で何故、わざわざそれを打ち明けるのですか」
桐生「……」
桐生「なぜ自分の体に魔女の臭いがするのか、俺にも分からない」
桐生「だがこれだけは言える。俺はお前たちの敵じゃない」
ラム「口ならいくらでも言えるわよ」
レム「……」コクコク
ラム「言いたい事はそれだけ?」
桐生「いや、まだある」
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