201: ◆637SXWkvW2[saga]
2017/03/05(日) 10:01:12.88 ID:6mtsbr/10
桐生「小指と片腕だけじゃ圧倒的に足りないな」
パック「そうだね。エミリアの死は、それだけ重い」
桐生「……」スッ
左腕で懐からドスを取り出す
そして歯で嚙みつつ引き抜こうとするが、全く開かない
桐生「ぐっ…」
ギチギチ…ガキィィン
凍ったドスは無残にへし折れ、白い雪の地へ落ちる
桐生「………」
桐生「パック」
パック「なんだい、わが息子よ」
桐生「介錯を頼む」
パック「承知した」
パックはスッと、大きな足を上げる
大きな影が桐生を覆う
パック「何か遺言は?」
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