14: ◆637SXWkvW2
2017/01/28(土) 08:55:57.83 ID:hAQa7uWG0
フェルト「待てロム爺!このオッサンは普通じゃねぇ!」
ロム爺「……」
桐生「お前がフェルトって奴か?」
フェルト「ああそうだ!あんた昼間、路地裏で兄ちゃん達を虐めてただろ!」
桐生「誤解だ。おれは虐められてたんだ」
フェルト「どうみても被害者と加害者が逆転してたぞあの状況!」
桐生「御託はいい。とにかく徽章を返してやれ」
そう言うと桐生はゆっくりと前を歩き出す
桐生「……」コツコツ
フェルト「な、なんだよ…やんのか!!」
桐生「女を殴る趣味はねぇ」コツコツ
フェルト「なに今さら紳士ぶってんだ!あたしはな、闘えるんだぜ!」
シャキンッ
短刀を取り出して、剣先を桐生に向ける
フェルト「スピードには自信あるんだ!オッサンなんかイチコロだぜ!」
桐生「……」コツコツ
だが桐生の歩みを止めない
そしてジリジリとフェルトを壁際に追い詰める
フェルト「な、なんだよ!本当にやっちまうぞ!」
桐生「やって見ろ」
桐生「フン!!」
ズドンッ
フェルト「」
桐生の腕がフェルトの頬を掠め、手の平が壁を強く叩く
そしてズイッとフェルトに顔を近づける
桐生「いいから黙って徽章を差し出せ」
フェルト「」
ロム爺「な、なんじゃあの男…全身から青白いオーラが!?」
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