楓「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝後編】
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43: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/01/18(水) 18:32:05.63 ID:WuE1tdoV0

ただ、希望はある。

本当の本当に、心から安心できる居場所を作ろうと頑張ってくれる子だっているんだ。


蘭子「我が名は神崎蘭子……クククッ。今宵は我が僕たちに、新たなる眷属を紹介しよう」

小梅「新しい……お友達?」

蘭子「うむ。―――顕現せよ! 『二宮飛鳥』!!」



飛鳥「やあ、飛鳥だ。……成程、これが蘭子の属するコミュニティ。ボクは新たにセカイを構築したわけだ」

飛鳥「いや……構築した、は正しい言い方じゃないか。ボクが今まで不干渉だっただけで、キミたちは元からここに存在した」

飛鳥「……接続……そうか、ヒトの世界は接続によって広がっていくんだね」

飛鳥「よろしく頼む。ボクにとってもキミ達にとっても、新しいセカイへの良いコネクトになることを祈ろう」


アーニャ「アー……むずかしい言葉、ですね?」

小梅「中二病、仲間……だね……」

美波「こ、小梅ちゃん!?」

飛鳥「まだ初対面だ、一言でボクを表現できるかのように見られるのも仕方ない」

蘭子「ね! カッコいいでしょ!」

飛鳥「……フッ」


渡り廊下で見かけた女の子たちは、どうやら新しい友達を紹介しているところのようだね。

漂ってくる匂いから、その子達が人間か"喰種"なのかが分かる。


あの場には人間が1人。

"喰種"が3人。


そして、人間でもあり"喰種"でもある子が1人。



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