楓「拝啓、忌まわしき過去に告ぐ絶縁の詩」【偶像喰種・外伝後編】
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114: ◆AyvLkOoV8s[saga]
2017/03/05(日) 10:49:19.10 ID:QEuJG5m20

悔しかった。

情けなかった。

この時だけは、大声が周りに響いて正体がばれてしまうかもってことも考えられなくて。

人間相手に気後れしてた智絵里チャンやかな子チャン、きらりチャンなんかに、

怒鳴り散らして、泣きわめいて。

言うことがなくなって、涙をぼろぼろこぼしながら、引き止める美波チャンも無視して部屋を出ていっちゃった。


大声で人間たちに"喰種"のことを知られたかもって気付いて青ざめたのは、何もかも嫌になって出てきた中庭でのこと。

泣きながら歩いてるみくを、人間のアイドル達が見てた。

また余計なことをすれば人間たちに正体がバレるかも。

もしかしたら、もうバレてるかも。

下手したら、みくだけじゃなくて……


今考えたら、ただみくを心配してくれてただけって分かるんだけど、

あの時は視線が怖くて怖くて仕方なくって、

何処でもいいから、視線から隠れる場所が欲しかった。


必死で周りを見渡した。

やっと掴みかけた夢なのに、全部崩れてしまうかもしれないって考えたら、恐ろしくて仕方なかった。

ほとんどパニックになりかけて、逃げまわった先で……





みくは346カフェと。



それからナナチャンに出会ったんだよ。



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