84: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/03/10(金) 08:03:00.75 ID:ntNEhCei0
いくら力を込めようとも、アリスの掴んだ錫杖から引き離す事が出来ない。
こんな華奢な体のどこにそんな力があるのか?
そう考えていた時、リブラの腹部に激痛と衝撃が走り吹き飛ばされた。
アリスがヤクザキックを放ったのだ。
カプリコーン「だらしねえなぁ天秤さんはよぉ…俺はそこらのファントムとは違うがな」
アリスに攻撃を放つモーションを見せたカプリコーンめがけて上空から剣が投擲され
カプリコーンの右腕を切り裂いた。
黄緑の体液が傷口から噴出する。
ラ・ピュセル「うおおおおお!!」
カプリコーン「ぐわあっ!」
剣と共に降りてきたラ・ピュセルが剣を拾い、追撃の斬撃をカプリコーンに食らわせた。
衝撃を受けたカプリコーンの体が宙を舞った。
スノーホワイト「そうちゃん!」
ラ・ピュセル「もう大丈夫だ小雪!君は僕が守る!」
アリス「私もいます」
ラ・ピュセル「そうだね。僕達で守るよ」
スノーホワイト「いえ、私も戦う。あれは放っておけない!」
リブラ「くっ……今度は三人も現れるとは予想を超える厄介さだな……だが」
オウル「…………」
両腕に鉤爪を付けた灰色の姿をしたファントムがアリスに飛びかかる。
鉤爪が錫杖を叩き落とし、真っ白な肌を切り裂いた。
追撃しようとするもラ・ピュセルの牽制で妨害され
更に先ほどアリスに与えた傷が塞がりつつある現状に警戒して大きく後退した。
リブラ「遅いぞオウル、仕方ないここは引くとしよう。だが次こそ上条恭介を絶望させてやる」
ラ・ピュセル「待て!!」
オウルの口から吐き出される煙幕が後を追おうとするラ・ピュセルの行く手を阻んだ。
煙幕が晴れた時には三体のファントムの姿が消えていた。
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