68: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/02/26(日) 05:13:06.95 ID:r0r8mtgN0
ケイネスの住むアパート
コヨミ「駄目ですよケイネスさん ちゃんとご飯食べないと」
ケイネス「ぬう……」
魔法の国では魔術師の天才と持て囃されているケイネスでも
料理に関してはロクに作った経験が無いので
いつもレトルト系か外食で済ませていた。
コヨミが同居するようになってからはコヨミが家事をするようになり
そんな偏った食生活が改善されていったのである。
ケイネス「コヨミよ……今日もファントムは見つからなかったか?」
コヨミ「ええ、ケイネスさんの使い魔を通して町中を散策してるけど中々見つからないわ」
ケイネスは使い魔を至る場所に送り放って監視しているが
N市のどこかにいると言っても誰を狙っているか把握しない以上見つけ出すのは非常に困難である。
ケイネス(奴らめ、ねぐらさえ見つければすぐに駆除してやる物を……この私に見つかるのを恐れているのか……)
ppp
ケイネス「凌馬か、もしもし」
凌馬「やあケイネスさん。魔法の道具の受け渡しの許可がようやく取れたから伝えようと思ってね」
ケイネス「ふむ、結構時間がかかったな」
凌馬「それが酷いんだよ 職員の人達はやたらと私の事を疑ってきてね 必要以上に入念な検査をされたんだよ」
ケイネス「それはお前の自業自得だ」
凌馬「そんなに悪い事をしたかな?」
ケイネス「しただろ!三か月前にやった事を忘れたか?」
凌馬「三か月前……?」
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