スノーホワイト「ファブが逮捕された?」
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432: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2018/03/07(水) 05:31:18.36 ID:xvsbUhF30
N市では……


スノーホワイト「本当ですか?契約者バトルを止める方法を知っているって」

手塚「ああ、ミラーモンスターを生み出すコアミラーを破壊すればミラーワールドも消滅するらしい」

ウィンタープリズン「らしい?確証は無いのか」

手塚「コアミラーを破壊した前例は無いからな。ただ一つだけ分かっているのは」

手塚「コアミラーの周囲には常にミラーモンスターが徘徊しており、さらに黄金の契約者が守護している事だ」

手塚「それほど厳重な監視がされている以上、奴らにとって重要な存在であるのは明白だ」

ルーラ「つまり、私達全員がミラーワールドに侵入して防衛する敵を倒してコアミラーを壊せばいい訳ね」

手塚「そうだ。俺一人ではとてもコアミラーまで辿り着くことが出来ない。魔法少女達の力を貸して欲しい」

東條「契約者バトルを止めるのは願いを諦めるって事だけど君は叶えたい願いは無いの?」

手塚「……俺は仮面を付けるのが怖くなったんだ。俺が俺で無くなっていくようで」

東條「どういう意味?」

手塚「あの仮面は人を人で無くす……。顔を覆い隠すことにより逆に人の本能を剥き出しにする」

手塚「仮面契約者として戦い続ける内に闘争を、殺戮を望む自分の悪意が増大していくのを感じるんだ」

手塚「君達も感じた事は無いか?仮面契約者になってから己の中の残酷な本能が日に日に増していく感覚を」

スノーホワイト「……あります」

リップル「スノーホワイトが?」

スノーホワイト「シザースと戦った時に無意識の内に彼を殺そうとしました。気付いた時にはとても怖かった」

手塚「その恐怖を忘れてはならない。闘争本能を抑え込まなければ彼ら達の様に殺戮を楽しむ存在に堕ちてしまうだろう」

スノーホワイト「闘争本能を……抑える」

手塚「誰かを殺そうとする意志よりも魔法少女の使命を最優先に考えるんだ」

手塚「こんな戦いは速く止めなければならない、俺達、契約者は戦い続ける内に人で無くなり」

手塚「あのミラーワールドに住むモンスターの様になってしまうかもしれないと考えている」

スノーホワイト「契約者がモンスターに?」

手塚「もしかしたらあれは契約者の人の心の成れの果ての姿なんじゃないかと思えてくるんだ」

リップル(例え、契約者が呪いの力だったとしても復讐を果たす為なら、私は喜んで使う……)

東條「僕はよく分からないけど、英雄になるためなら契約者の力も捨てられる」



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