400: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2018/02/10(土) 04:57:12.49 ID:GX+qw2sa0
回想シーン
N市の中で最も力に渇望し、力にこだわり、力を求めた魔法少女はカラミティ・メアリだろう。
ファントムとの戦いの中、フェニックスを撃破こそして見せた物の完全に命を奪う事は出来なかった。
いくら酒を仰ごうともメアリのイラつきは収まらない。
ファズこと蛮野天十郎に取引を持ち込まれた。
蛮野はメアリを利用する気だろうが逆に利用してやろう。
賢者の石を奪い、誰にも私に逆らえない程の力を得てやる。
結局、賢者の石は手に入らずファントムとの戦いは終わった。
報酬として正式な魔法少女になれたがそんな物では私は満たされない。
スーパー弁護士を名乗り、得意げにTVに映る男の顔が気に食わない。
鏡から音が鳴り響くと思って近づいたら鏡の世界に引きずり込まれた。
影の男が願いを聞いてきた「世界中の人間が私に跪く程の力」と冗談半分で書いた。
そして私は契約者になった、仮面契約者『アビス』に。
ミラーモンスターアビソドンと契約した私は圧倒的な力を手にした。
とても気分がいい、私が初めて魔法少女になった日を思い出す。
これなら好き勝手出来る。邪魔する奴は誰だろうと容赦しない。
近隣のヤクザを従わせてる私の手腕を聞きつけて一人の契約者がやってきた。
ベルデと名乗る契約者はヤクザですら用意できない程の大金と武器を渡す代わりに。
報酬として私に魔法少女の情報や力を要求してきた。
ベルデは面白い男だった、私の要求する物を与えてくれるが決してへりくだった態度は取らず。
要件が済めばいつでも敵対関係になっても構わない程の冷酷さも秘めている。
魔法少女達の特徴や魔法を伝えたベルデの行動は速かった。
「ラ・ピュセルを殺した」とベルデは笑いながら語っていた。
呆気なさ過ぎて拍子抜けしたぐらいだと余裕を見せている。
その後、ガイが起こす騒動に乗じて魔法少女達を仕留める情報を教えてくれた。
それなら私が次にやるべき行動は決まっている。
メアリ「リップル、お前は私が直々に殺してやるよ」
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