380: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/07/22(土) 13:50:31.08 ID:FJmm7yKE0
ぶちっ
王蛇はねむりんの右目に指を突っ込んで引き抜いた。
引き千切った眼球を口に含んで、少し舌で転がして楽しんだ後に噛み砕いた。
ぶちゅっと眼球が潰れて液体が口内に広がっていく。
王蛇「美味い、美味いなこれ……おい、お前も食ってみろ」
もう片方残っていた眼球も抜き取られてベノスネーカーの口へと投げ入れた。
王蛇(……まだある。他に美味い部分が)
獣の本能か。
とびっきりに美味い所がまだ食べられていないのを察知した。
ベノサーベルを持ち上げてねむりんの頭へと叩きつけた。
頭蓋骨を砕いて、頭の中へと手を伸ばすとそれは見つかった。
王蛇「はぁ……はぐっ、くちゃ…もにゅっ…ごくん」
灰色の脳を口に押し込んで咀嚼する。
とてつもなく濃厚な風味が舌を魅了した。
これはベノスネーカーにも渡せない味だ。
更に手を伸ばした王蛇は一欠片も残さず、ねむりんの脳を喰らいつくした。
王蛇「こんな美味い物を食ったのは生まれて初めてだ……もっと食べたい」
既にねむりんは息絶え、夢の世界は崩壊していく。
ミラーモンスターに近い特性をその身に宿し。
人の味を覚えた獣は、更に危険な存在へと変貌していった。
合歓宅
合歓母「合歓!凄い悲鳴が聞こえたけど大丈夫!?合歓!」トントントン
ガチャ
合歓母「――ッ!?いやっいやあああああああっっ!!ねむぅう!!いやああああ!!」
母親が見たものは、辺り一面に血が飛び散り、腹が引き裂かれ、腸は飛び出ており
両目がくり抜かれ、頭蓋骨が砕かれ、ぐちゃぐちゃになった脳味噌が滴り落ちた愛娘である合歓の姿であった。
ねむりん 死亡
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