376: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/07/22(土) 13:46:30.94 ID:FJmm7yKE0
朝になり……
指導員A「おーい、朝食の時間だぞー莉奈……うわああああっ!!」
死体を発見した指導員はそのあまりの惨たらしさに卒倒した。
死体はほとんど原型を留めず、夏の日の庭に水を撒くように
血や内臓がそこら中に散っていたからだ。
警察は指導員による快楽殺人を疑い尋問を繰り返したが
決定的な証拠を得ることなく外部からの侵入者の犯行と結論した。
また他の児童が誕生日をを迎えた日、浅倉は同じ手口で部屋に内臓をばらまいた。
再び施設は騒然となったが、この時は指導員の一人が浅倉に疑いを向けた。
指導員A「ん?」
浅倉「…………」
指導員A「威、その口に付いてる血はなんだ?」
浅倉「あぁ…」ザシュ
指導員A「ぐっ…うぎゃあああ!!」
指導員B「なんだ!?」
浅倉「はっ」ドス
指導員B「がふっ…」
浅倉(…もうここにはいられない)
隠し持っていた包丁で指導員達を殺害した浅倉は施設から姿を消した。
それから月日は流れ、浅倉は住処を変えながら殺人を繰り返していた。
血の匂いが黒い手を消し、糞尿の匂いから解放されるがそれも一時的な効果に過ぎない。
また黒い手が現れて、浅倉を掴んでくる。
浅倉の殺人衝動は止まらない。
25歳になり警察によって逮捕され、二度と凶行は繰り返されないと思われたが
仮面契約者となって脱獄し、いよいよ警察ですら手の負えない獣となった。
441Res/474.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20