スノーホワイト「ファブが逮捕された?」
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362: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/07/18(火) 13:11:19.94 ID:+9mlcSVz0
たま「はなして!!はなしてぇえええ!!」

スイムスイム(たまを助けないと…)


ぶちっ


王蛇「くちゃくちゃ……ブフゥ――!!」

スイムスイム「うっ」


王蛇は食い千切ったたまの肉片を咀嚼して毒霧のように吐き出した。
スイムスイムの顔面に吹きかけて視界を奪う。
その瞬間、ベノサーベルの斬撃を受けて腹部が斬り裂かれる。


スイムスイム(ルーラだけでも……守らないと……)

スイムスイム(それがお姫様に仕える者の役目……)

王蛇「まだだ……まだやりたりねえ……もっと戦え!!」


全員満身創痍のルーラチーム、その中でルーラだけでも生かそうとスイムスイムは立ち上がる。
そんな彼女の望みを容赦無く打ち砕こうと接近する仮面契約者王蛇。
腹部からの出血が激しく、魔法の発動も困難なスイムスイムに向かって王蛇はベノサーベルを振り上げた。


『フリーズベント』


王蛇「ああっ!?」

???「魔法少女達、逃げて」

スイムスイム「貴方は……?」

???「早く逃げた方がいいよ」

ミナエル「助かったぜ、見知らぬ人」

ユナエル「見知らぬ人、マジクール」

たま「あ、ありがとうございます!」


ルーラチームのピンチに突如現れた契約者。
ダメージが大きく自力で動けないルーラをお姫様だっこで抱えた彼を見て
何故かスイムスイムは童話に登場するお姫様を救う存在を思い出していた。


スイムスイム「王子様……?」

???「……君も動けないみたいだね。掴まって」

王蛇「待てぇっ!まだだ!もっとやらせろぉ!!がぁあああ!!」


王蛇の口から酸が垂れ流しになっている。
自分の体が酸で焼かれようとも凍結の拘束を外そうとしていたのだ。
ルーラチームを救った契約者は右手にルーラを、左手にスイムスイムを抱えて急いで下山した。




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