354: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/07/15(土) 21:30:23.07 ID:1o2Zwag/0
北岡の家
ウィンタープリズンの手引きでミラーワールドから脱出したルーラチームは
仮面契約者ゾルダの装着者である北岡秀一の自宅へと早速訪問するのであった。
ピンポーン
ルーラ「先ほど貴方と戦った魔法少女よ。入れてちょうだい」
インターホンからルーラが名乗りあげ、数秒経ってからドアのロックが解除された。
ルーラ達の侵入が許可されたのだ。
ルーラ「お邪魔するわよ」
北岡「いらっしゃい、魔法少女さん達」
北岡はランチを取っていた。
ランチと呼ぶには豪華すぎるフレンチで
フォアグラを重ねたステーキの上にたっぷりと生ウニがかかっている。
双子天使が「お゛い゛し゛そ゛う゛」言いながら唾を飲んでいる。
ルーラ「…………っ!!」
ルーラは一瞬、心を奪われかけた。
今まで出会った人間の中で北岡は最も整った容姿をしていたからだ。
すらりとした長身で小さな顔、彼自身が美術品と呼んでも過言ではない綺麗な造形をしている。
外見だけでなく立ち振る舞いや仕草の全てが気品に満ちており、生まれ持った資質の違いを理解させられた。
容姿端麗とされる魔法少女達ですら、彼の持つ美しさの前では引き立て役に落ちてしまう。
それが北岡秀一である。
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