349: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/07/15(土) 21:27:04.65 ID:1o2Zwag/0
橋の下
真琴「あれ?おっちゃーん!……ねえ、この辺に住んでたおっちゃん知らない?」
ホームレスA「そういや最近見ないねえ」
ホームレスB「どこか仕事先でも見つかったんでべか?」
真琴「そっか、ありがと。じゃまたね〜」
真琴「仕事が見つかったんだとしたら喜ばしいわね。私も頑張りますか」
魔法の国、戦極凌馬の研究所
魔法少女「これが笛木の研究所から発見された資料です」
凌馬「ご苦労様、君達の働きで得た情報は私が有効に活用しよう」
魔法少女「大変だったんですよ。いきなりアラームが鳴ったと思ったらカプセル内のファントム達が動き出したり」
魔法少女「ファントムを捕食する別のファントムが乗り込んで来たりでもう……」
凌馬「私が言った通り、魔王塾から用心棒を雇って正解だったでしょ」
魔法少女「それはそうですが戦いの余波で怪我人も出たんですからね」
凌馬「ふむふむ……ほう、これは興味深い……」
魔法少女「駄目だ。資料を読むのに夢中になってる。では失礼します」
資料にはミラーワールドの情報が書かれていた。
凌馬は最初、ミラーワールドは笛木によって作られた世界だと想定していた。
事実は違っていた、ミラーワールドは遥か昔から存在していた。
どうして存在しているのかは笛木ですら掴めていなかったようだが
錬金術が栄えた時代には既に存在していたらしい。
つまり契約者バトルは昔から行われていたのだ。
契約者の力の研究資料にも目を通した。
そこは凌馬の好奇心を大いに刺激させた。
笛木は契約者を独学で開発、量産する事で願いを叶えようとしていたようだ。
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