スノーホワイト「ファブが逮捕された?」
1- 20
342: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/07/10(月) 10:17:47.44 ID:VBckhTQl0
ウィンタープリズン(うぐっ…ごほっ…)

シザース(貴女も人間の魂を喰らい続けていれば結果は違っていたでしょうに、残念でしたね)

『ストライクベント』

シザース(何っ!?)


火球がシザースに直撃し燃え盛る。
ウィンタープリズンを殺させない一心でスノーホワイトが放った攻撃だ。


シザース(ほう、なかなかの攻撃ですね。ですが私には聞きませんよ)

スノーホワイト(そんな……)


シザースの鎧から小さな泡が次々と生産され
ドラグクローファイヤーから放たれた炎を殆どシャットダウンしていた。


スノーホワイト(戦わなきゃ……皆が死んじゃう……そうちゃんも、ウィンタープリズンさんも……)

『ファイナルベント』

スノーホワイト(戦わないと……戦わないと……うわあああああああああ!!!!)

シザース(このパワーは、まずい!)

『ガードベント』


空高く跳躍したスノーホワイトの周囲に炎の奔流が生まれ
炎の勢いに身を任せてシザースに向かって特攻した。
爆発的な破壊力によってシザースのシェルディフェンスを弾き飛ばし
蹴りがボディにめり込み、オレンジの鎧に亀裂を走らせた。


スノーホワイト(……!?私は、私は何でこんなことを……)


他の魔法少女達がシザースに殺される事を考えた瞬間に頭が真っ白になった。
気が付いたらファイナルベントが既に発動された後であり
目の前にはひび割れた鎧の隙間から血がドクドクと流れているシザースが倒れていた。
自分が怖くなった、無意識に人を傷付けていた自分の行動が。
これが契約者になった者の性なのかと。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
441Res/474.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice