334: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/07/04(火) 04:43:10.22 ID:fTRUkqRE0
ラ・ピュセルの手から突風を発して、男の防止とグラサンを吹き飛ばした。
男の素顔が晒され、アリスは気付いた。
アリスにとって男は一度、出会った事があるからだ。
アリス「昨日の刑事さん」
須藤「……やれやれ、バレてしまいましたか。流石は魔法少女、といった所でしょうか」
スノーホワイト(あれ?あの刑事さんとはどこかで会ったような……)
須藤「すぐにでも貴女達を始末しておきたい所ですがこの数では分が悪いですね」
ラ・ピュセル「逃げられると思っているのか!」
須藤「逃がすつもりは無いと……ではこうするのはどうでしょう?」
須藤は気絶した女性の首を掴んで魔法少女達に見せつけるようにかざした。
首を掴まれた女性はうめき声をあげて苦しんでいる。
須藤「貴女達が下手な動きをすると私は彼女の命を奪います」
ラ・ピュセル「くっ、卑怯だぞ!」
須藤「生憎、私は卑怯もラッキョウも大好物なんですよ」
刑事A「そこまでだ須藤!」
刑事B「大人しく投降しろ!」
須藤「何ですか?一体」
刑事A「加賀友之の店内で我々警察署の押収物がいくつか発見された」
刑事A「そして加賀友之とお前が何度か接触している証拠も掴んでいる」
刑事A「加賀友之の殺害及び、押収品横流しの容疑でお前を逮捕する!」
刑事B「余計な抵抗はするな!」
須藤「そこまで調べが付いていましたか。元はと言えば加賀の奴が分け前をもっと寄こせだなんて言うから」
須藤「頭に来て、つい殺してしまったんですよね。馬鹿な男ですよ加賀は」
刑事B「白状したな」
須藤「本当は死体をミラーワールドの中へ破棄したかったんですよ」
須藤「でも時間が経った死体はミラーワールドへ入れられないみたいでね」
須藤「おかげで私の足が付く結末になってしまいましたよ」
刑事A「何を言っている?須藤」
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