314: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/06/23(金) 18:28:33.87 ID:zAwpkPVH0
魔法の国
ケイネス「……さて、行くか」
ファントム事件の後、ケイネスは笛木の娘である暦の墓参りに来ていた。
N市で滞在中に同居していたコヨミとの生活は冷徹な魔術師であったケイネスの心に深く残っている。
墓参りを済ませて家に戻る所で連絡が入った。
ケイネス『スノーホワイトか。どうした?』
スノーホワイトはその身に起こった不可解な出来事を語った。
鏡の中の世界、ミラーワールドが存在していること。
ミラーワールドに巣食う怪物、ミラーモンスターと契約して戦う仮面契約者達の存在。
契約者同士で殺し合い、最後の一人になるまで生き残ればどんな願いも叶える事が出来る契約者バトルが行われており。
自分も仮面契約者に選ばれた事を伝えた。
ケイネス『大変な事態に巻き込まれているんだな』
スノーホワイト『魔法の国の方からも調べてもらえると助かります』
ケイネス『分かった。すぐに調査班からミラーワールドの情報を集めさせるとしよう』
スノーホワイト『ありがとうございます。私は契約者バトルで人が死なないために戦いを止めようと思います』
ケイネス『うむ、気を付けたまえよ』
ケイネス「……ファントム事件が終わったばかりだと言うのに、あの町は呪われているのか?」
441Res/474.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20