266: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/06/06(火) 12:11:58.82 ID:ikf63dqr0
デューク「なかなか面白い事をするね。それにしても気がかりなのは君が今、魔法少女達を殺そうとしたことだ」
ファズ「それがどうした?」
デューク「リップル、彼女は蛮野天十郎の娘である事は既に知っている筈じゃないか。愛情が湧かないのか?」
リップル「な、何!?」
トップスピード「あいつが……リップルの父親だって!?」
デューク「リップルも疑問に思っていた筈だ。旦那の記憶を持たない母親に関して」
リップル「そんな……馬鹿な……あんな奴が……?」
ファズ「家族……?……愛?そんな物は無い」
ファズ「私にとって家族とは支配すべきものでしかない!!」
ファズ「愛などというものは存在しない!!」
シスターナナ「なんて酷い……実の娘にそんな言い方を……」
ウィンタープリズン「ここまで性根の腐った男は初めて見たよ」
ファズ「世界を支配するべきこの私がそんな小さな事にこだわるはずがない」
ファズ「娘にすがっていた笛木は所詮、賢者の石を手にする器では無かったのだよ」
ファズ「だが、せっかくだリップル。娘であるお前だけには特別に生きるチャンスを与えよう」
リップル「…………」
ファズ「周りにいる魔法少女達を殺せ!!そうすればお前だけ生かしてやろうではないか」
リップル「ふざけるな!!そんな事するなら死んだ方がマシだ!!」
ファズ「私の寛大な情けを無下にするとはな。私が作ったものの中でお前が一番、不出来だったよリップル」
リップル「蛮野ぉ!!」
ファズ「小賢しい!!」
リップルが跳躍し小太刀で斬りかかる。
ケルベロスの持つハーメルケインで防がれ、弾かれる。
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