217: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/05/25(木) 05:52:47.24 ID:JoMQdIZI0
トップスピード「やめろぉぉぉぉ!!」
ソラ「邪魔だよ」
トップスピード「ああっ!……くっそぉぉ!!」
ソラ「ほらほらちゃんと狙って」
小太刀を拾い上げて走るトップスピードの攻撃を避けて
リップルとお揃いにしてあげると言わんばかりに右目を突き刺して抉った。
それでも攻撃の手を緩めないトップスピードがミニ八卦炉で光線を放つも避けられる。
その攻防の間に剣が突き刺さったままのリップルが起き上がって何かを投げつけた。
それは、叩き落そうと振るった剣をすり抜けてソラの顔面に付着した。
投げた物は血だった。
彼女の体から流れる血を掌で受け止めてソラへ投げつけたのだ。
ソラ(なるほど、液体なら叩き落とせない、ぐあっ!)
リップル「うおおおっ!!」
視界を奪った隙を逃さずにソラへ体当たりをした。
両手にはクナイが握りしめられておりソラの腹部へ深く刺し込んだ。
リップル(チャンスは逃さない!!)
引き抜いたクナイでソラの首を切り裂く。
返り血がリップルの顔を紅く染める。
心臓へ突き刺そうと振り下ろしたクナイを掴まれた。
ソラ「――――ッ」
首が切れているので声を発していないが調子に乗るなと言わんばかりにリップルを睨んでいる。
クナイから手を離したリップルは急いでソラから距離を取った、それから一秒も経たない刹那の間に。
拘束でリップルの横を通り抜ける物体がソラに激突し、轟音が響き渡る。
ソラと衝突した者の正体はラビッドスワローに乗ったトップスピードだった。
タイミングを合わせてリップルが回避した所に、最大加速の体当たりをぶちかました。
トップスピード「ナイスだぜ。上手く良く避けてくれてさ」
リップル「……チームプレイの練習をしておいて正解だった」
441Res/474.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20