214: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/05/25(木) 05:50:40.32 ID:JoMQdIZI0
リップル「うわああああああっ!!!!」
感情を爆発させたリップルが半狂乱じみた雄たけびをあげながら大量の飛び道具をソラへと投げつけた。
今までのソラの凶行からして彼の発言は全て有言実行で移す男であるのはその身で知った。
トップスピードを殺させまいとリップルは全身全霊を込めて戦いに挑んだ。
全ての飛び道具を双剣で叩き落としながら接近したソラの前蹴りがリップルの腹部に突き刺さりくの字に吹っ飛ぶ。
続いて横から放たれるミニ八卦炉の光線をくぐり抜けてトップスピードの顔面を斬りつける。
トップスピード「くぅっ!」
ソラ「君はいらない。死んでよ」
リップル「させないっ!!」
ソラ「そんな殺意剥き出しじゃせっかくの奇襲も通らないよ。はぁ!!」
リップル(おちゃらけた人間体だった癖に……速い)
ソラ「君は速さに自信があるようだけど、僕も結構速い方なんだよね」
ソラから繰り出される連撃にリップルは押し出され
廃墟の吹き抜けから一階へと落下していく。
受け身を取りながら移動してソラの追撃に備えると、ふと地面が柔らかくなった事に気付いた。
リップルのいる場所には一室分ほどのスペースのコンクリート部分が剥がされており
柔らかい土が露出していた。
土は僅かに盛り上がってる部分が数十ほどあり
落とし穴と呼ぶには浅いが、横になれば人間一人入りそうな穴が開いてある。
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