204: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/05/20(土) 15:28:59.75 ID:ExRm67P+0
ソラのサロン
華乃「……ううっ」
照明の光に照らされて華乃が目を覚ます。
簡素な固いベッドで寝かされてるのを理解し、起き上がろうとするが身体が動かない。
ベッドの四隅に手錠のような物が設置されており
華乃の手足はガッチリと固定されていた。
ソラ「起きたんだね。どう?素敵なサロンでしょ?」
四方を赤いカーテンで覆い、様々なオプジェが設置された部屋。
幻想的とも言える雰囲気を醸し出しているが
華乃にとっては、まるで悪魔の儀式に使われる祭壇のような不気味な空間としか思えなかった。
華乃「早くこれを外せッ!!」
ソラ「でも一番素敵なのは君の服装だよ。華乃ちゃん♪」
自分の格好を見て華乃は驚愕する。
学校の制服を着ていた筈の服装が白いワンピースに替えられていたのだから。
ソラ「やっぱりこの格好が似合うと思ったんだ。素材を生かしたシンプルな服装が清涼感あって素敵だ」
華乃「……まさか、私が意識を失っている間に……」
ソラ「うん!着替えさせてもらったよ。とっても綺麗なお肌だったよ」
華乃「きさまぁっ!!」
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