187: ◆kJur2.rMxfRZ[saga]
2017/05/12(金) 06:39:35.82 ID:VnMld+bP0
ビルゲニアが復活し、ファントム達の前に姿を現した。
招かれざるその存在に洞窟内にざわめきが広がった。
ビルゲニア「久しぶりですなぁ。ワイズマン、元気そうで何よりだ」
ワイズマン「こいつを蘇らせたのは誰だ?」
ソラ「ハロー、僕だよ♪」
メデューサ「グレムリン……覚悟は出来てるんでしょうね?」
ワイズマン「貴様は勝手な行動が目立つな」
ソラ「うぐっ……」
ワイズマン「このまま始末してくれようか」
ワイズマンの魔法によって出現した鎖がソラの体を締め上げる。
更に電撃の魔法を繰り出しソラを苦しめる。
その時、ビルゲニアが横から入り、ビルセイバーを振るって鎖を切り落とした。
ビルゲニア「今はファントム同士で憎み合っている場合ではない。それはワイズマンも理解している筈では?」
ワイズマン「何?」
ビルゲニア「この状況の中で権力争いにかまける程、私も愚かでは無いという事ですよ」
ビルゲニア「あのフェニックスも敗れる程の魔法少女達の存在、捨て置く訳には行かない」
ビルゲニア「そこでグレムリンは私の助力が必要だと考え、命令違反なのを承知で私を開放したのだ」
ビルゲニア「自らが処刑される覚悟でファントムの為に行動する。見上げた忠誠心ではありませんか」
リブラ「あいつは、グレムリンはそんな殊勝な男では無い!!」
リブラ「ワイズマン様!私に魔法少女討伐の許可を、ビルゲニアの力など必要ない事を証明してみせます!」
ワイズマン「そうか。ならば君に任せるとしよう、リブラよ」
ビルゲニア「ではでは、お手並み拝見といきましょうか。報告を期待しているよ」
リブラ「では行って参ります。ワイズマン様の期待に答えて見せましょう。星に願いを」
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