842: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/03/24(日) 23:57:29.45 ID:6D6vTS+OO
永井「あっ!」
警官の格好をした田中がリボルバーを抜き、二連射する。中野が被弾。腹部を貫通し、銃弾が背後の壁に粉塵を飛ばしながら埋まった。
永井「もう佐藤が来た後だ!」
永井が床に倒れた中野を引きずりながら、無線機に叫ぶ。近くにいた女性社員が悲鳴をあげた。
平沢「佐藤はこっちに向かってるようだ」
悲鳴混じりの連絡を聞いた平沢が即座に動いた。
平沢「IBM粒子もスプリンクラーも無い以上、こんな狭い部屋でIBMを使われたら一瞬で全滅だ。廊下へ出るぞ」
真鍋「平沢さん、作戦は?」
平沢は何も言わずに真鍋を見つめ返した。真鍋もまた無言で平沢の答えを受け取る。
李「あの、わたしは……なにをすれば……」
立ち去ろうとする平沢の背中に李がいまにも消えそうな声で呼び止めた。ソファから腰を上げ、肘掛に手をついた姿勢のままで動きを止めていた。だが、その全身は恐怖によって震えている。
平沢「逃げるなり隠れるなり好きにしろ。その状態じゃ邪魔になる」
平沢はそれだけ言い残し、社長室から出て行った。
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