605: ◆8zklXZsAwY[saga]
2018/05/13(日) 22:10:11.57 ID:HRQM2WMiO
アナスタシア「遊びたがってます」
中野「かまってやれよ、永井」
永井「食べるまえにのら猫になんか触れるか」
猫に対する態度をしない永井に、ふたりは文句をたれた。ふたたびミャウミャウと猫を呼びかけはじめたが、猫はかまいたがりに一瞥もくれず、前足を置いた姿勢のまま永井の反応を待っていた。
永井が不意をつくように足をあげた。踵は地面についたままなので爪先がはね上がるかたちになった。猫はびっくりして一歩後ろに飛び退いた。
永井が足首をやわらかくする体操みたいに足を振ると、左右に振れる爪先をを猫じゃらしだと思ったのかぶち猫が前足で叩こうとする。
猫は夢中になっていた。足首を振るのに疲れた永井が爪先で地面をとんとんと叩くと、猫はスニーカーの爪先を引っ掻こうとした。
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