159: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/04/23(日) 20:49:31.08 ID:5HbT9nK2O
研究者1「反応がにぶくなってきたな」
研究者2「リセットするか」
見学室の上級研究員がふたたびスピーカーを入れ、指示を出す。
『よし、一度殺して休憩にしよう』
研究員3「はい」
研究員1「ふう……トドメよろしく」
研究員2「お先」
研究員3「お疲れ様です」
残った研究員が先の尖った金属こてを頭の上まで持ち上げる。こての位置は永井の胸部の真上にあった。床や手術台の上に滴り落ちた永井の血はまるで火のように赤く、そこから黒い物質が煙のように立ち上り出していることに研究員は気がつかなかった。
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