125: ◆8zklXZsAwY[saga]
2017/03/24(金) 22:42:00.29 ID:NJ9NkxEDO
田中「……どういうことだあ?」
女がひとり、起き上がっていた。腹部にあいた傷口からは血の代わりに黒い幽霊と同じ色をした粒子が湧き出ていて、粒子が傷口に渦巻き纏わりつくと、損傷箇所が肉と皮膚で覆われ修復されていく。女が頭を上げると、その眼に光が射した。女はベットに立つ黒い幽霊を睨みつけながらこう言った。
下村「あなたは、そこをどくべきだ」
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