83:名無しNIPPER[saga]
2017/04/22(土) 20:51:33.66 ID:WxLVMVwR0
暗い海に、走る4つの艦。
だが、不気味なほど海は静まり返っていた。
「…でも上は確認したんでしょう?」
そう由良が言った。
天城は索敵しつつ口を挟んだ。
「ええ。実際、電探に写ったそうですから」
はっと、夕立が笑う。
「おばけじゃないの?」
「おい」
涼風が諌める様に言った。
「ここに何が出るって言うのよ。イ級すら見ないわ」
涼風は黙る。
由良も無言だった。
天城だけが答える。
「任務ですから」
「…なあに天城?私たちに亡霊探しでもさせるのが正しいっていうの?」
「それは…」
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