52:名無しNIPPER[sage]
2017/01/20(金) 17:22:25.84 ID:cceG3KXa0
僕は北上の顔を驚いて注視する。
北上は新しいタバコに火をつけながら言った。
「君は君のあるべき世界の合理に安定してる。
あたしは今そう実感してるよ」
「…それの何が悪い」
そう声を絞り出すと、彼女は疲れた笑みを向ける。
「そう偶然なんてない。確率だ、そうとでも言いたいんでしょ」
北上はタバコをくわえ僕に近づく。
北上は僕を見る。
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