ハルヒ「キョンTUEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!」 キョン「憤慨してみたり」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/12/27(火) 13:48:36.95 ID:KF6eDiC80
扉に鍵がかかっている。部屋の鍵は館の主であるKさんが保有している
館の主の部屋の合鍵は無く、扉を開けるには内側から開けてもらう必要があるが、返答がない
「せーのっ!!」
緊急事態と判断した僕たちは扉を体当たりで強引に開ける方法をとった
一回、二回、三回……実際にやってみると強固な扉は中々開かない
このまま扉は開かないんじゃないか? そう思い始めた時
バンッッ!! と蝶番が破壊される音と共に扉が開かれ、僕たちは部屋に倒れこんだ
そして―――――――――
―――――――――血に塗れたKさんの無惨な姿を発見した
キョン「ほーん。これがお前がやりたかった夏のシナリオってわけか」
古泉「えぇ。生憎、死体は1つではなく2つになり、シナリオも大きく変更されてしまいましたがね」
キョン「変更してよかったじゃねえか。このシナリオじゃあまりにもテンプレすぎてハルヒにゃ受けねぇよ」
古泉「おや? そうでしょうか? 自信はあったんですが……涼宮さん評論家のあなたが言うならそうなんでしょうね」
キョン「それを言うなら批判家だな、俺の場合」
古泉「んっふ。ともあれ、僕の執筆作業はここで筆をおかせてもらいます。あとは高みの見物、完成を楽しみにしていますよ」
キョン「暇ならコンピ研のラノベ読んでろ。中々に中々だ」
古泉「えらく勧めますね……長門さんもはまっていたようですし。少しだけ、ほんの暇つぶし程度に読んでおきましょうかね」ペラッ
キョン「あーあ、もう逃げられんぞ。お前はもうその本の虜となる。なぁ長門」
長門「一度読みはじめたらあなたも立派な『開拓者』入り」
古泉「読む前に脅さないでくださいよ。なんですか『開拓者』って」
長門「『異世界開拓〜俺が魔王になって文明形成!?〜』をバイブルとする者の総称」
古泉「すでにそんな総称が!!?!? 依存性もの凄いですねこのライトノベル……読むのは遠慮しておきましょう」パタン
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