ハルヒ「キョンTUEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!」 キョン「憤慨してみたり」
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107:名無しNIPPER[saga]
2017/01/02(月) 20:56:21.64 ID:7r7HtH3f0

古泉「もっと分かりやすく書け、とは言いません。あなたなりの叙述も味が出てまた良いものです」

古泉「ただ、このままではフィクションとしてもノンフィクションとしても中途半端なのです」

キョン「ノンフィクションだ!!」クワッ

古泉「読者はどちらでも構いません、が。ジャンルとしてのフィクション、ノンフィクションの差異があやふやなのです」

朝比奈「……?」

キョン「長門、古泉が難しいこと言ってるから訳してくれ」

長門「つまり、古泉一樹はあなたの書いた文章からの推測では、読者によって解釈に作為的な矛盾が生じることを示唆している
   物語のカタストロフィに置いて、それが正しいものであるのかどうかの判断基準がこの小説には記されていない
   読者の解釈に依存するならば、その根拠となる―――」

朝比奈「???」

キョン「長門、ありがとうストップだ。古泉、長門が難しいこと言ってるから訳してくれ」

古泉「無限ループは遠慮しておきますよ。僕も長門さんも朝比奈さんも、思っていることは同じでしょう」

古泉「リアリティを感じながら読んでいた小説のラストで、それを全く否定する一文が出てきたら、読者は萎えてしまいます」

古泉「あなたのジャンルは恋愛小説です。ワクワクさせるよりはドキドキさせることの方が重要でしょう」

キョン「つまり……最後の一文を書き直せと?」

古泉「可能であるならば、ね? もしくはさらに一文を付け足すか」

古泉「無理はいいませんよ。あなたにとってそれが最良と判断したなら文句はいいません」

キョン「朝比奈さんもこの最後の文が引っかかったんですか?」

朝比奈「う、うん。でも、あたしはこのサッドエンド? よりかはハッピーエンドの方が好きだなぁ、っていう好みの問題だから……その」

キョン「(朝比奈さんの童話は…………いや、触れないでおこう)」

古泉「大衆受けするのは確かにハッピーエンドですね」

キョン「大衆受けを狙ってるわけでもないが……そうか、うーん」


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