318: ◆3em28n6/NM[sage saga]
2017/12/31(日) 23:44:26.83 ID:tgL1bz3k0
マホ「じゃなくて!」
京太郎「おおっ」
マホ「なんで東横さんが見えたんですか!?」
桃子「そうっ、そこっすよ!」グイッ
京太郎「うわっ」
桃子「昨日打った時は、もっと早い段階で見失ってたはずっす!」
智美「……真面目に理由が思いつかないな。何か特別なことをしたんじゃ?」
ゆみ「……須賀。それを見せてくれないか」
ずっと左手に握り締めているメモ帳。そこに何かあるのかと、桃子も手を伸ばすが――京太郎はさっと手を上げて回避した。
京太郎「すいません、これはただのブラフなんですよ」
佳織「ブラフ?」
京太郎「ええ。最後まで開かなかったでしょう?」
ゆみ「……策など無い、と?」
桃子「そんなわけ――」
京太郎「まあ落ち着けって……その……」ポリポリ
桃子「?」
京太郎「……当たって、るから……」
……。
桃子「」バッ
マホ「……先輩?」ジトッ
京太郎「いや、俺は別に悪くないだろ!?」
智美「全く……だらしないな、きょーたんは」ニヤニヤ
京太郎「ぐっ……と、とにかく!」
謂れの無い罪を着せられる前に、びしっと桃子を指さす。
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