187: ◆3em28n6/NM[sage saga]
2017/04/08(土) 17:59:07.25 ID:z+8iKsTi0
夏休みも終わり、はや一週間。
京太郎「ん……」タン
優希「ふっふっふ……ツモ!2000-4000だじぇ!」
京太郎「だー!和了りのスピードでも、やっぱ勝てねぇー!」
優希「私に挑もうなど、百年早い!タコスぢからを磨いて出直してこい!」
京太郎「戦闘力みたいな誰にでもある概念じゃねーんだよ、それは……。
つーかなんで引けんだよ、俺ちゃんとその牌止めてたんだぞ?」
優希「確かに、防御面は以前から更に増したな!その調子で精進するがいい。
南場の私のダイヤモンド級防御力を見習ってな!」タンッ
和「ロン。8000」パラッ
優希「」
まこ「……ダイヤモンド級防御力(笑)」パタン
京太郎「あー、ドンマイ?」パタン
久「仕方ないわよ、ダイヤモンドは衝撃には弱いんだし」
まこ「またいつもの雑学か……」
久「雑学っていうほどにはマイナーな知識じゃないと思うわよ?……あ、須賀君」
京太郎「はい、なんですか?――ポン」カシャ
久「例の話、次の土日に決まったから」
京太郎「早っ!?」ポロッ
まこ「ローン!12000!」
京太郎「げっ……はい」チャラ
優希「例の話?なんのことだ」
和「先日聞いたでしょう。鶴賀に練習しに行くんですよ」
京太郎「それなんですけど、本当に俺だけで行っていいんですか?」
久「いーのいーの、遠慮しないで。全国前の合同合宿の埋め合わせと思って、ね?」
京太郎「はあ……」トン
和「リーチです」ヒュッ
久「それに、マホちゃんの付き添いって体裁だからね。みんなでぞろぞろ行くわけにはいかないわよ」
京太郎「……それもそうですね。っと……」ピタッ
久(お、よく止めたわねその牌)
京太郎「……これだ」トッ
まこ「残念、こっちじゃ。ロン」バラッ
京太郎「……うあー。因みに和はどんな感じだった」
和「見たいのでしたらお好きに」バラッ
京太郎「ん……やっぱあの牌でも当たってたか」
久「そうだ、咲は?」
優希「今日も部活休みだって」
久「そう……」
京太郎(……最近、休みがちだな咲。何か用事でもあるのか……?)
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