121: ◆3em28n6/NM[saga]
2017/01/08(日) 22:30:28.51 ID:ZkcsownO0
――――
京太郎(うん……良い感じだ)チャッ
一向聴。
京太郎(多分、今……俺は流れに乗ってる)タン
トッ……タン……
京太郎(それに比べて……天江さんはあんまり良くなさそうだな)タンッ
衣「……」トッ
だが、油断はしない。
京太郎(適度な緊張感……意識すると難しいけど、今は出来てる。このまま……)
――――
衣(……この気配。須賀、手が伸びたな)
京太郎「……」タン
手が進んだのとはまた違う。恐らくドラと入れ換えたのだろう。
衣(しかし、それでも高くない……4000点前後か)タッ
透華「ポン」トッ
衣(……あれ?)
海底コースからずれた。もちろん、それぐらいならよくある事だ。しかし――
衣(戻れそうに、ない……)
下家の牌をポンするか、暗カンで海底コースには戻れる。だが、手には対子が一つだけ……。
衣(いや、関係無い。衣は海底だけじゃない!)
普通に和了りを目指す。それで良い、何も問題は――
衣「」ハッ
京太郎「……」チャッ
上家の、テンパイ気配。
衣(さっきの透華の鳴きといい、衣の支配が弱くなっているのか……!?)
京太郎の手はそう高くはなさそうだ。しかし――
衣(……致し方無い、ここはオリる!)
捨て牌を曲げる姿を見て――弱気に、流される。
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