101: ◆3em28n6/NM[saga]
2017/01/08(日) 22:18:25.56 ID:ZkcsownO0
――――
京太郎(この卓、全員清澄か……。まあ、色んな組み合わせでやってるし、おかしくはないか)
マホ「……」タン
咲「……んー、これ」トン
京太郎(にしてもマホちゃん、無表情だな……。和の真似か?模倣は一局しか持たないって話だったけど……)
マホ「……」チャッ
京太郎(あるいは、昨日打ちまくったお陰で、集中が持続するようになったのかもな。
……全く、どんどん成長して……)
マホ「ツモです」パラッ
京太郎(――俺も、負けてらんねーな!)
――――
純「京太郎、やろうぜ。見てばっかじゃつまんねーだろ」
京太郎「純さん。はい、東風で良いですか?」
純「なんだ、そんなに見学に時間取りたいのか?……まあいいさ。
衣にまた挑もうってんだから、むしろ褒めてやりたいくらいだ」
京太郎「褒めるのは、まだ早いですよ。……俺が天江さんに、勝ってからです」
純「言うねぇ」
マホ「あ、先輩!見学しても良いですか?」
京太郎「……ん、良いぞ。こっちも見せてもらったしな」
――――
――終局
京太郎「ありがとうございました」
純「うん、やっぱ『理解』すると違うな。昨日も言ったけど、基礎は出来てるし」
京太郎「……まだまだ、分からない事だらけですよ。だから、見に力入れてるんです」
純「そーかい。
ま、お前が強くなるために、ちゃんと考えてしてる事なら何も言わねーよ。あいつらに追い付きたいんだろ?」
京太郎「……あいつらって、まるで他人事ですね。純さん」
純「なんだ、オレも目標にしてくれるのか。嬉しいこった」
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