【蒼の彼方のフォーリズム】【オリキャラss】 蒼の彼方に光が見えた
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133: ◆oUKRClYegEez
2017/06/11(日) 17:09:58.47 ID:exq8fyrV0
洸輝「悪い詩緒、負けた」

 先生の話を聞き終え、学校への帰り道。

 俺は詩緒、悠佳と共に帰っていた。

詩緒「初試合でしょ、気にしない。というか、むしろ私の方こそ悪かったわ」

 詩緒のサポートで勝てなかったことを俺が謝ると、逆に詩緒の方が謝ってきた。

詩緒「理亜先輩に言われたのよ。グラシュを履いて一週間の人間に出す指示じゃなかったって」

 確かに、体勢を立て直せと言われても咄嗟には反応できない。

 体が覚えていないからだ。

洸輝「でも……詩緒がいてくれてよかったと思う」

詩緒「? どうして」

洸輝「日向昌也っていう、ただひたすらに遠い光を追い求めるより……近くにわかりやすい目標がいてくれた方が、モチベが上がる」

詩緒「ふぅん? じゃ、私を倒すつもりなんだ?」

 ニヤッと笑いながら詩緒が言った。でも俺は、それに首を振った」

洸輝「まずは、詩緒の言うことを理解して実行できるようにしないと。それが第一目標だ」

悠佳「その次、は?」

洸輝「颯汰、詩緒、先輩たち。最終的に、日向昌也」

詩緒「ひゅー。私たちの代も、二年前と同じような強豪揃いの代だよ?」

洸輝「やるからには、上を目指すさ。いつか、あの光に届くところに行きたいからな」


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