【蒼の彼方のフォーリズム】【オリキャラss】 蒼の彼方に光が見えた
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12: ◆oUKRClYegEez
2016/12/04(日) 10:35:28.82 ID:e2P2He/20
 入学式を終え、教師の案内で教室へ。

 教科書は既に配られていたし、場所の確認程度だったので今日はそこで解散だった。

三平「洸輝ー」

黍斗「伊泉くーん」

 完全なまぐれでクラスが同じだった同じ中学の友達、樋田三平(とよださんぺい)と神宮黍斗(じんぐうきびと)。

 樋田はいわゆる「ウェーイ」系で、昔から「俺は……高校で青春を謳歌するんだ……ッ!」が口癖だった。

 仲は良い。まさに気の置けない仲、というやつで、周囲が聞くとお互いをバカにしているような会話でも、笑って話せる数少ない友人だ。

 人生を気楽に生きるという本人の座右の銘のもと、その日その日を適当に生きている。こんなことを面と向かって言っても笑い飛ばせるぐらいに仲がいい。

 ただ、本人は適当ながらに何かしら考えているらしい。「お、洸輝高藤受けんの? あーじゃあ俺もー」と志望校を適当に決めてはいたが、普通に合格できているあたり頭もいい。

 神宮はやや引っ込み思案だ。いつもおどおどとしているし、やや話しかけづらい雰囲気もある。が、一度仲良くなるとそうではなく、単に人と話すのが苦手なだけだということがよくわかる。

 中性的な顔立ちも相まって、女子にモテていた。男子にもモテていた。

 体育のペアをたまたま組んだ時に話し、仲良くなった。

 中学の卒業式の後にカラオケに一緒に行ったのだが、とんでもなくうまかった。精密採点で95以上が当たり前ってなんなんだよ……。


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