319:名無しNIPPER[saga]
2017/01/17(火) 20:46:45.04 ID:XFbmtst+O
精霊「……王妃は何処に?」
東王「皆と共にいるように言った。おそらく給仕長や王宮騎士と一緒だろう」
東王「何処に行こうと『この映像』から逃れられはしないが、私といるよりはいい」
東王「娘が攫われ、殺される瞬間も見た。だが、此処では涙の一つも流せない」
東王「……せめて今だけは、王妃としてではなく一人の母として泣かせてやりたい」
精霊「…………」
東王「済まないが様子を見てきてくれないか? 私は此処から離れるわけにはいかない」
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